今年度は、昨年度末から続いた休校で学校がスタート。
その影響で、授業の進み具合も遅れたということで、
私の住む県の公立高校入試範囲は、
例年よりも少なくなっていました。
影響が出たのは問題傾向だけでなく、
健康調査票の提出もこれまでになかったこと。
出願もこれまでは、
本人たちが志望校へ直接願書を提出していたのが、
今年度は在籍する中学校校長が取りまとめて、
それぞれの高校へ願書を提出する形になりました。
学校行事を一般に公開していなかったり、
説明会もインターネット上の動画で…
といった学校が多く、
志望校へ一度も足を踏み入れることのないまま、
試験当日を迎えた子どもも多かったのではないかと
思っています。
そして、合格発表もインターネット上のサイトで
IDとパスワードで確認する方式になりました。
合格者だけ、指定の日時に高校へ入学資料を取りに行く、
という方式。
これまでは、受験生全員が学校で「合否結果通知書」を
受け取る形だったので、
「密」を避けるためにこのような方法となったようです。
合格発表をインターネット上で、
というのは私立などではこれまでにも行っていました。
来年度以降もこの方法を続ければいいと思います。
でも、出願は実際に志望校へ行く、という
せっかくの機会なので、本人が直接提出にいく方式に
もどると良いのになぁ…
と思っています。
まずは、今年度の受験生が無事合格を手にできますように!