今、考える水着事情

スクール水着といえば、

“学校で指定される紺色の水着”

“男子はトランクス、女子はワンピース”

というのが定番でした。

 

しかし、昨今。

スクール水着も、ジェンダーレス水着へと変わりつつあるようです。

 

男女の差がないジェンダーレス水着は、

性の在り方云々というよりも、

必然的に日焼け対策できるデザインになっていることや、

体型コンプレックスの回避が可能なことが

高評価につながっているようです。

 

一方、着用頻度と汎用性を考えると、

指定という枠組みがボトルネックになります。

 

また、学校、スイミングスクール、レジャーと、

3つの場面で水着を使用するとなったら、

それぞれの場にあった水着と水泳帽が必要となってきます。

 

屋外での水泳授業も、

気温や天候不良などを理由に中止となることも少なくありません。

 

ジェンダーレス水着の選択肢も含めて、

学校教育の場での水着は、指定でなくても良いのではないかと思います。

 

教育にかかる費用のうち、

補助の対象ではない部分に、

指定水着と水泳帽の購入は含まれています。

 

小学校では6年間、中学校では3年間のうち、

一体どれだけの期間、同じサイズの水着が着られるのか……。

そのあたりも計算して、様々な判断をしてもらいたいものです。