日本で、ハロウィンが取り上げられたのは、
1970年代のこと。
その後、1997年に東京ディズニーランドで開催された
「ディズニー・ハッピー・ハロウィン」をきっかけに、
認知度が高まりました。
そのためハロウィンと聞くと、
仮装という言葉を連想される方も多いと思います。
ハロウィンは宗教行事の一つで、
もともとは、収穫祭と季節の変わり目を祝うもので、
意味合い的には、日本の大晦日に近いとされています。
長い年月の中で、様々な土地の文化や宗教に吸収され、
イベント的な意味合いで取られた「仮装祭り」が、
今日まで続いているというのが
ハロウィンの成り立ちなのです。
日本でここまで「仮装のハロウィン」が定着したのは、
古来より仮装をして踊る、舞うなどの文化があったからかもしれません。
古典芸能の能では、演者は鬼や翁、
女などの仮面をかぶって舞っていましたし、
歌舞伎では派手な化粧やかつらで、
常とは違う装いをしていますよね。
いずれにしても、「常とは違う自分」になるわけですね。
今年のハロウィンは終わってしまいましたが、
今から来年の計画を立ててみるのも良いかもしれません。
気が早すぎるかな?