この夏は、いつもよりも海で楽しむ機会が減ってしまいそうですが、
私の住むエリアでは
「カツオノエボシ」への注意喚起がされています。
カツオノエボシは、刺されるとひどい場合には
アナフィラキシーショックを起こすほどの猛毒を持っていることから、
別名「電気クラゲ」となっていますが、
正確にはクラゲの仲間ではないのだそうです。
このカツオノエボシ、
風船やビニール袋のように膨らんだ部分があり、
とてもきれいな青色をしているので
思わず触ってみたくなってしまうかもしれません。
子ども達から見れば、魅力的なものに見えるかも!?
でも、たとえ砂浜に打ち上げられて死んでいたとしても、
触手部分には毒があるので、
決して触らないように注意が必要です。
海に入る時に、クラゲなどの被害を抑えたいのならば、
なるべく肌を出さないことがポイント。
ラッシュガードやレギンス、マリンシューズなどで、
肌が露出する部分を減らしましょう。
これは、日焼け対策にもなりますね。
また、日焼け止めとクラゲ除けが一緒になったローションもありますから、
それを利用してもいいですね。
最後に万が一、カツオノエボシに刺されてしまったら…。
神奈川県の注意喚起をしているホームページによると、
皮膚に刺さった触手をそっとはがし
(素手で触手を触らないでください)、
速やかに医療機関で医師の診察を受けてください。
となっています。
消毒として真水や酢を用いると逆効果となるそうです。
洗うとしたら、海水が良いようですよ。